延床面積36.1坪の平屋建てプラン

 

2019/5/7

広い敷地を持つ依頼主が平屋建て住宅の設計を希望されました。田舎ということもあり開放タイプのガレージでOKです。その他の希望は、リビング全体を見渡せるキッチンとキッチンの両側にパントリー、そして洗面から浴室まで続く一直線の家事動線です。

対して弊社建築士からの提案がこのパースと平面図です。特徴は「すべての寝室が南向きのシンプルな間取り」と「南に向かって大きく広がる内外のデザイン」です。

南上がりの屋根は太陽光発電を考えると発電効率の点で不利ですが、勾配天井と組み合わせることにより家全体が明るく開放的になります。

北側は低い軒が長く続きます。今回は違いますがこちら側が道路面だと落ち着いた印象を与えることになります。

このように建物が道路から奥まった位置にある時はガレージドアを付けないという選択もありかと思います。

玄関は建物の一番東側、ガレージの隣です。一番端にある理由は玄関>リビング>ダイニング>子ども室>主寝室の順に部屋を配置したいからです。

玄関、玄関収納はフローティングで間接照明をつけます
玄関とリビングとの間にドアはありません。建物全体を空調するイメージです。

玄関収納室、左にちょっと見えるのがガレージへのドア
ガレージから建物へは玄関収納室を通って入ります。内玄関へ入る手もあるのですが、今回は玄関収納室を選びました。

玄関を上がってリビングを見た時の風景、初めて入る人にはきっとワクワク感があることと思います。

LDK全体を見る
建物全体の天井は南上がりの勾配天井です。軒の出が1.2メートルと深いので夏の日差しは室内に入りませんが、冬は部屋の奥まで入ります。

LDKを北向きに見る
一番北に南向きに配置したのは、奥様ご希望の司令塔に見立てたアイランドキッチンです。

リビングと玄関を仕切る壁は天井まで作ってありません。太陽光、室内光が行き来するようにするためです。

キッチンは開放的に作ってあります。片付きやすくするために大きめのパントリーをキッチン動線奥に設けてあります。

キッチンから洗面、浴室方向を見るパントリーと反対側はミセスコーナー>洗面室>浴室と一直線に繋がります。この家はパントリーから浴室までの動線が正に一直線です。

デザインのお仕事をされている奥様のための書斎です。

洗面室からキッチン方向を見る
洗面室に入る扉はキッチン側と廊下側の2箇所です。

シンプルなトイレです。ちなみのこの家の扉をすべて壁引き込みドアです。

建物の一番奥に設けた主寝室、西に設けた窓は景色を眺めるためのピクチャーウィンドウです。

北枕ですが庭を眺められるようにベッドを配置してあります。道路から見えない位置に広めの庭が出来そうなのでこのようにしてみました。主寝室の北側には四畳の広さのウォークインクローゼットがあります。あえて入口にドアはありません。

子ども室を北向きに見る
子ども室は5.2畳の広さに小さめのクローゼットを付けてあります。クローゼットを含めて6畳です。

子ども室を南向きに見る
すべての部屋からデッキを通して庭に出られるように設計してあります。今はただ植木畑が広がっているだけですが、出来上がった時には、庭に芝生が広がり、その先に目隠しの樹々があるイメージです。

平面図です
概算見積もりをしたところ、本体工事の金額は消費税を含まず2687万円になりました(2019年8月現在)。この設計をそのままに内外装の仕様を安価なものに変更することにより2200万円程度まで下がり、さらにガレージ部分を削除すると2020万円になります。逆に仕上げをそのままで窓を含む外皮を断熱強化し1地域(北海道)4等級相当にすると3000万円程度まで上がります。
以上、木の家の提案設計の一例でした。
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